流涙症

流涙症(りゅうるいしょう)とは一体どんな病気?
涙は涙腺で作られ、目の表面を流れて涙点に入り、鼻涙管へと排出されていきますが、涙管が詰まることで涙の排出がうまくいかなくなる病気です。
流涙症になるとどんな症状がおきるの?
悲しくないのに涙があふれる、視野がぼやける、膿のような目ヤニがでる、眼のふちがただれるといった症状が起きます。
流涙症はどうやって治療するの?
流涙症の治療には、薬剤療法と手術療法があります。日常生活に支障がない程度の場合は、点眼薬による治療が行われ、主に結膜の炎症を抑える点眼薬が使用されます。点眼薬でも症状が改善されない重度の場合は手術療法が施されることもあります。流涙症の手術療法とは「涙管チューブ挿入術」とよばれるもので、涙点から涙小管をとおり、鼻涙管へとチューブを入れて、涙道を広げる処置をします。術後しばらくは通院し、涙点からお水を通して洗浄します。個人差はありますが、約3ヶ月で挿入したチューブを抜去します。約3ヶ月間チューブを挿入しておくことにより涙管が広く形作られるので通常は抜去後も涙がスムーズに鼻涙管へと流れていきます。
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院長よりひとこと

涙管がつまっているかどうかは涙点からお水を通すことで簡単に調べることができます。
涙管がつまっている場合は、ご希望に応じて「涙管チューブ挿入術」を行っております。涙目でお困りの方はご相談ください。※手術は予約制です。