白内障

白内障(はくないしょう)とは一体どんな病気なんですか?
人の目はよくカメラに例えられますが、目の中のレンズに相当する水晶体(すいしょうたい)と呼ばれる部分が濁ることがあります。そのため光がよく通らなくなったり、光が反射して網膜に鮮明な像を結べなくなり視力が低下します。これが『白内障』と呼ばれる病気です。
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イラスト協力:参天製薬
白内障はなぜ起こるのですか?
白内障は目のけが、ステロイド剤、抗精神病薬などによる副作用、アトピー性皮膚炎や糖尿病などが原因でも起こりますが、もっとも多いのは加齢によるものです。
白内障になるとどんな症状が起きるんですか?
主な症状としては、かすんでみえる、まぶしくなる、明るいところで見えにくい、メガネが合わなくなる、二重三重に見えるといったものです。
かすんで見える

かすんで見える

二重・三重に見える

二重・三重に見える

イラスト協力:参天製薬
白内障はどうやって治療するんですか?
白内障の治療には、薬剤療法と手術療法があります。日常生活に支障がない場合は主に薬剤療法が行われます。白内障の薬剤治療とは、点眼薬によって白内障の進行を遅らせるというものです。症状を改善させたり視力を回復させたりする事はできません。この場合は点眼回数や量を守ることが大切です。

手術治療は、主に濁った水晶体を超音波で砕いて取り除き、人工のレンズを入れるという方法で行われます。手術前に、手術が問題なく行えるかを調べ、目に合う人工レンズを選ぶためにいくつかの検査が行われますが、手術時間は10分程度です。術後は、定期的に通院し、約3ヶ月間 炎症を抑え感染を防ぐために、点眼薬を使用します。
イラスト協力:参天製薬
イラスト協力:参天製薬
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院長よりひとこと

高橋眼科クリニックでは、日帰り白内障手術を行っています。広くて清潔な手術室とリカバリールーム、そして家族控え室も完備。安心して手術が受けられるように努めております。